ウサギの診察について~当院ではウサギの診察にも力を入れています~
健康診断や避妊手術、爪切りをご希望の場合もお気軽にお越しください。
完全予約制ではありませんので、予約なしでもお越しいただけます。
初診の方は、午前診察の場合11:30まで、午後診察の場合19:00までにお越しください。
診察台から飛び降りて骨折などの事故がないように、床で診察をおこないます。
体重の測定、腹部の触診や心音の聴診などの身体検査、口腔検査で歯のチェックをします。
症状に合わせて各種検査(血液検査、レントゲン検査、エコー検査、尿検査、糞便検査など)を提案させていただきます。
治療のために処方するお薬は飲みやすいように甘くしています。
また、飲ませ方のレクチャーもしています
健康診断~健康で長生きしてもらうために飼い主ができること~
- 2~3ヶ月毎の身体検査、口腔検査
- 6ヶ月~1年毎の血液検査、レントゲン検査
などの定期的な健康診断をおすすめしています。
ウサギは最初の1年で大人になったあと、1年に人の6歳分の年をとると言われています。
当院では冬に健康診断キャンペーンを実施していますが、それ以外の期間でも実施することが可能です。
健康診断キャンペーン中はすべての検査結果をファイルにしてお渡ししています。
ウサギの病気代表的なものを挙げておきます
子宮疾患(女の子は要注意の病気です)
5歳以上のメスのウサギでは80%ほどが子宮に異常があると言われています。
特に目立つ症状がなく、かなり末期になって発見されることも多い病気です。
早期発見のために定期的な尿検査、レントゲン検査をおすすめします。
また、予防のための避妊手術の相談も随時受け付けしています。
ご相談だけでもお気軽にお越しください。
歯の異常(不正咬合)
ウサギの歯は常生歯といって生涯伸び続けます。
上下の歯のかみ合わせがよくないと伸び続けてしまい、ものを食べることが難しくなってしまいます。
食べ方がおかしい、食欲が落ちた、よだれが出ているなどありましたら、早めに病院までお越しください。
胃腸の運動性の低下(胃腸のうっ滞)
ウサギは季節の変わり目、暑い時、換毛期、ストレスなどで胃腸の動きが低下することがよくあります。
食欲の低下、便が小さくなる、動きが悪くなるなどの症状が出ます。
胃腸の動きが完全に止まってしまうと、お薬だけでなく、強制給餌や点滴などたくさんの治療が必要になります。
このような症状があるときには早めにお越しください。
また、季節の変わり目やストレスなどがあって心配な場合、便に毛が混じってつながっている場合などには前もってお薬を飲ませて予防することも可能ですので、ご相談ください。